その一枚にほんの少しの勇気をのせて
第3章
第3章


あれから、2年…

またあのことを放課後の屋上で思い出していた。

ここは、私が学校で唯一落ち着く場所。






この屋上は、昔、自殺した生徒が幽霊として出てくるとかなんかで

変なうわさが広まっているから
鍵が開いているのに
誰も来ない。

だから、
毎日占領可能なのだ。

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