高校生の私と猫。


「ごめん、ちょっと用事があるから帰るね…」

私は立ち上がり、足早に部屋を出た。



『はなちゃん!』

玄関で振り返ると、家主の子がいた。



『私ね、思うの。はなちゃんが優しいから、はなちゃんの側に猫ちゃんが来たんだと思うよ。撫でられて、嬉しかったと思う』


「ありがとう…」







もっと撫でてあげれたら、良かったな。。
< 29 / 74 >

この作品をシェア

pagetop