高校生の私と猫。
電灯のお兄さん
オレンジ
高校の帰り道。
私は自転車を押していた。
私の家は、山の上。
行きは下りばかりで楽チンだが、
帰りは上りばかりで大変なのだ。
自分で希望した自転車通学とはいえ、
部活の後の坂道は暗い!キツイ!辛い!
「ふぅーー!あと少し!」
私は最後の難関、オレンジロードの前で大きく息を吐いた。
オレンジロードというのは、歩道がオレンジ色に塗ってある坂道のこと。
地元の人が勝手にそう呼んでいるだけで、正式名称ではない。
この坂を越えれば、家まではあと少しだが…
オレンジロードはかなりの急斜面で、自転車を押して歩くのも苦労する坂なのだ。
私は自転車を押していた。
私の家は、山の上。
行きは下りばかりで楽チンだが、
帰りは上りばかりで大変なのだ。
自分で希望した自転車通学とはいえ、
部活の後の坂道は暗い!キツイ!辛い!
「ふぅーー!あと少し!」
私は最後の難関、オレンジロードの前で大きく息を吐いた。
オレンジロードというのは、歩道がオレンジ色に塗ってある坂道のこと。
地元の人が勝手にそう呼んでいるだけで、正式名称ではない。
この坂を越えれば、家まではあと少しだが…
オレンジロードはかなりの急斜面で、自転車を押して歩くのも苦労する坂なのだ。