高校生の私と猫。
フワッ…


部屋に入った瞬間、空気が変わった気がした。
鳥肌が立つ…廊下よりかなり寒く感じた。
そういえばK子も、さっきから腕をさすっている。


『どう?はなちゃんも何か感じる?!』

「えー…っと、私はわかんないかなぁ〜?」


K子の質問に、腕をさすりながら答える。


ーーごめん、K子。

本当に感じたことなんて、言えない。
だって、この部屋に泊まる他の子もいる前では。。



私はそそくさと自分の部屋に戻った。
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