ドキドキ同居しています
「俺……今、マジで須王がフリーでうれしい、付き合いたいって思ったんだ。
俺、彼氏のいる子しかそそられないと思ってたけど、須王は別みたい。
俺……おまえに彼氏がいよーがいまいが好きだ!」

間宮くんに抱きしめられる。


「須王が絵のモデルしてるとこ見てから、このところ毎日、気になって仕方なくて……。彼女になって!たのむ!」

間宮くんが私を抱きしめる力が強くなっていく。


「……ごめん。本当は彼氏いるの。私、彼が大好きなんだ……」

「そっか……」

間宮くんが溜息をついて、私から離れた。


「じゃあ、この画像1枚消すたびに、1回キスしてくれる?」

「ダメ」
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