ドキドキ同居しています
絡めていた腕をほどく。
うつむいて、小さくつぶやいた。
「今日は恋人気分でベタベタしてごめんね……。お兄ちゃん」
お兄ちゃんのしなやかな手が私の頬に触れ、上を向かせる。
すぐ目の前に、お兄ちゃんの綺麗な顔があって、私を見つめてる。
悲しそうなのに色っぽいその瞳は、私の心を捕らえて離さない。
お兄ちゃんの放つフェロモンにドキドキしすぎて心臓がおかしくなりそう。
「デート中だろ? お兄ちゃんって言うの禁止」
お兄ちゃんの人差し指が、私の唇をそっと押さえた。
な……なんか今の……
キスされたみたいに……
もしくはそれ以上に、ドキドキした!
体の力が抜けていく……。
ふらっとした私を、お兄ちゃんが抱きしめる。
人差し指1本で骨抜きにされてる私って……。
うつむいて、小さくつぶやいた。
「今日は恋人気分でベタベタしてごめんね……。お兄ちゃん」
お兄ちゃんのしなやかな手が私の頬に触れ、上を向かせる。
すぐ目の前に、お兄ちゃんの綺麗な顔があって、私を見つめてる。
悲しそうなのに色っぽいその瞳は、私の心を捕らえて離さない。
お兄ちゃんの放つフェロモンにドキドキしすぎて心臓がおかしくなりそう。
「デート中だろ? お兄ちゃんって言うの禁止」
お兄ちゃんの人差し指が、私の唇をそっと押さえた。
な……なんか今の……
キスされたみたいに……
もしくはそれ以上に、ドキドキした!
体の力が抜けていく……。
ふらっとした私を、お兄ちゃんが抱きしめる。
人差し指1本で骨抜きにされてる私って……。