曇りのち晴れ
お母さんの愛情は私にとって無い物で、小さい時から共働きで休みの日があれば二人で壁を殴ったりする毎日だった。
そんな時一人の男の子と出会った。名前はユウキ。彼は退院を目前に控えていた。
ユウキは私を見つけると
「はい、食べなよ」
と言ってダースのホワイトチョコを私に一粒くれた。
彼が退院する日私は一通手紙を書いた。
「ホワイトチョコ美味しかったです、またメールの相手でもしてやって下さい。」
とアドレスと番号を書き添えて
まぁ入院してるうちはメールとか出来ないから忘れてしまうだろうと思っていた。ここには公衆電話しか置かれていない。唯一の手段はそれだけ
それは突然だった。看護師が部屋にきて
「ユウキ君がここに電話下さいって電話かかって来たよ」
「え?」
まさかそんな電話くるはずもないと思っていた。
久しぶりに聞いた彼の声は元気そうだった。「近い内にお見舞いに行くね」
そう言って電話は切れた。
私はドキドキしていた。
男の子と話すなんて無かった
そんな時一人の男の子と出会った。名前はユウキ。彼は退院を目前に控えていた。
ユウキは私を見つけると
「はい、食べなよ」
と言ってダースのホワイトチョコを私に一粒くれた。
彼が退院する日私は一通手紙を書いた。
「ホワイトチョコ美味しかったです、またメールの相手でもしてやって下さい。」
とアドレスと番号を書き添えて
まぁ入院してるうちはメールとか出来ないから忘れてしまうだろうと思っていた。ここには公衆電話しか置かれていない。唯一の手段はそれだけ
それは突然だった。看護師が部屋にきて
「ユウキ君がここに電話下さいって電話かかって来たよ」
「え?」
まさかそんな電話くるはずもないと思っていた。
久しぶりに聞いた彼の声は元気そうだった。「近い内にお見舞いに行くね」
そう言って電話は切れた。
私はドキドキしていた。
男の子と話すなんて無かった