曇りのち晴れ
その後虐めは悪化して結局学校は辞めた。あの話は後から聞けば私の友達のマユミが言っていたと知った。


「世の中こんなもんよね」


そう言いながら私は制服と写真を処理しながら泣いていた。腕が泣いていた。湧き出る血に少し落ち着いた。




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