わたしを呼ぶ声
君との出会い
桜散る今日この頃。
桜木 優杏 《さくらぎ ゆず》は高校二年生になりました。
そして今日は入学式。
後輩ができることに少し胸を躍らせながら教室に向かおうとしたその時、後から誰かに抱きつかれた。
まぁ、だいたい予想はつくけれど。
「ゆーずー。おはよう!!!教室まで一緒しよ!」
「おはよう!杏那は今日も元気だね。」
この朝から元気なのは
佐伯 杏那 《さえき あんな》
高一のときに席が前後で仲良くなった。
いつも元気で、クラスの中心にいるタイプ。
教室につき、授業を受け、放課後になった。
私は放課後になったら毎日のように行くところがある。
それは屋上だ。
私は空を見るのが好きだ。
空はたくさんの色をもっている。
見てて飽きない。
重たい扉を開ける。
どうやら今日は先客がいるみたい。
桜木 優杏 《さくらぎ ゆず》は高校二年生になりました。
そして今日は入学式。
後輩ができることに少し胸を躍らせながら教室に向かおうとしたその時、後から誰かに抱きつかれた。
まぁ、だいたい予想はつくけれど。
「ゆーずー。おはよう!!!教室まで一緒しよ!」
「おはよう!杏那は今日も元気だね。」
この朝から元気なのは
佐伯 杏那 《さえき あんな》
高一のときに席が前後で仲良くなった。
いつも元気で、クラスの中心にいるタイプ。
教室につき、授業を受け、放課後になった。
私は放課後になったら毎日のように行くところがある。
それは屋上だ。
私は空を見るのが好きだ。
空はたくさんの色をもっている。
見てて飽きない。
重たい扉を開ける。
どうやら今日は先客がいるみたい。
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