混 迷

···泣きつかれ


次の日、目を覚ますと
開けずらい目にびっくりしながら
回りをみた。
あっ、華の部屋だ。

すると・・・
「目、あかないんでしょ?」
「うん、ごめんね華。」
「ごめんね、じゃないから
なんで、直ぐに来ないの?」
「うん、華、聞いてくれる。」
「当たり前」

あの日、ジュエリーショップで
羚達を見てからの
昨日までの話を華にした。

ラインやメールを見せようと
携帯の電源をいれたら
おびただしい数の着信とライン
「きゃっ!!」
と、携帯を落とした。

華は、携帯を拾い
全てを削除した。
それから私に渡した。

私は、必要なとこを華に見せた。

涙で、詰まり・・つまり話す私の背中を
撫でながら
華は、ずっと聞いてくれた。

こんなこと今まで一度もなかったから
華は、驚きを隠せなかったが
私の大事な大切な
幼馴染でもあり・・親友でもある咲空を
ここまで追い込むなんて
許せない。

話終わると
咲空は、
泣き疲れて眠ってしまった。
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