混 迷
···亡くなる
咲空は、自分の妊娠の話を聞いて
驚いたが・・・
あってもおかしくはなかった。
私は羚を信じ⋅⋅⋅⋅⋅
愛していたから⋅⋅⋅⋅⋅⋅
だが⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅羚は⋅⋅⋅⋅⋅⋅違った。
なら、無責任過ぎる。
遊びなら⋅⋅⋅⋅⋅捨てる⋅⋅⋅⋅⋅⋅つもりなら⋅⋅⋅⋅⋅⋅
避妊は⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅するべきだ。
どこまで、私を苦しめたかったのか。
でも、お腹の赤ちゃんには、
なんの罪もない。
むしろ産まれてくるのを
楽しみにしていた。
咲空は、佳子と相談して
大学を一年休学することにした。
体のこと・赤ちゃんのことを
考えて。
「赤ちゃんは、小さいままだが
なんとか頑張っているから
お母さんも栄養とってね。」
と、医師には言われた。
だが、いくら咲空が栄養をとっても
赤ちゃんは、中々大きくならず
赤ちゃんの心拍は、
お腹の中で、止まってしまった。
赤ちゃんは、母体から出され
先生方も、手を尽くしてくれたが
心臓が再び動く事はなかった。
咲空の落胆は酷く
咲空は、ベットから起きれず
ふさぎ気味となり・・・・
みんなは、心配ばかりしていた。
体が回復したので
病院を退院する事になった。
家に帰っても
咲空は、部屋からでてくることもなく
泣いて過ごす日々だった。