混 迷
羚と咲空、華、佳子は
四人で色んな話をした。
羚は、アメリカの事
咲空と華は、仕事の話や
詠斗の話し
佳子は、みんなの話を聞きながら
自分の面白いエピソードを話をした。
これも、羚が事前に佳子と華に
お願いした。
他愛ない話をしたいと
自分達に関係ない
あの子にも関係ない
そんな話をして欲しいと。
帰り際に羚は、
明日、あの子のお墓に
四人で行きませんか
と、誘うと
佳子は、
「羚君、咲空と二人で行っておいで。」
と、言った。
羚は、華を直ぐ見たが
華も頷いていた。
その姿を見て
「咲空、佳子さんと華が
ああ言ってくれるけど
俺と二人で大丈夫?」
「だっ、大丈夫だよ。」
「そう、それなら
一緒に行ってくれら、うれしい。」
と、言うと
「うん、明日ね。」
と、言った。
羚は、大丈夫か心配になったが
佳子さんと華に考えがあるのだと
思った。