混 迷

二人は、羚の宿泊する
ホテルの部屋へと行き
部屋へ入る······と

咲空は、キョロキョロしながら
「こんな広い部屋に一人でいたの?」
と、言うから
「広いかな?良くわからない。
浴室と寝室しか使わないから。」
と、答えると
「えっ、そうなの?クスクスっ」
「それに部屋は、アルが予約するから。」
と、言いながら
咲空を抱き締めて
咲空の顎をもちあげて
咲空の唇にそっとキスをした。

なんども、咲空の唇を啄み
咲空の様子をみながら
深くキスをしていく
「‥‥‥フゥ‥‥ン‥‥」
咲空の声が漏れたのを確認して
羚は、咲空を抱きあげて
寝室に運んだ。

咲空は、びっくりしていたが
羚の首に腕を回し
羚の首に顔を埋めた。

咲空は、ドキドキはしていたが
目眩もふるえもなくて
羚に身体を任せていた。

羚は、ベットにそっと下ろして
咲空に跨がり
上から咲空をみていた。

咲空は、見られて恥ずかしいけど
羚が心配しているのがわかるから
微笑んで見せた。

羚は、キスをなんどもしながら
舌を滑り込ませて
吸い上げた。

咲空の頭がボォっとしている間に
羚は、咲空の服を脱がせて
咲空の胸にそっと触ると
咲空の身体がピクンと
はじけたから
「咲空っ、大丈夫か?」
と、聞くと
咲空は、コクン・コクンと頷いた。
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