混 迷

翌日、羚は予定通り
アメリカへ戻った。

咲空は、退職まで会社の仕事を
きっちり行い
残りは、エステに行ったり
華やママとゆっくり過ごした。

羚は、会社の仕事をしながら
毎日、咲空と連絡を取り合っていた。

式には、アル、サム、ベン、キースも
出席してくれる。
アメリカの方は
パーティに咲空を同伴することにした。

日本では、飛鳥建設の社長や
受付の先輩方
詠斗、華
詠斗の両親
華の両親
葵が出席してくれる。

海の見える綺麗な式場であげる。
披露宴はなくパーティをみんなで
行う事にした。

二人は、とても楽しみにしていた。
そして、旅行にはドイツに行く
ドイツには、パパのおばあちゃまがいる。
もう、おじいちゃまは亡くなってしまったが
おばあちゃまが、
楽しみに待ってくれているらしい。
羚が、おばあちゃまに会いに行こうと
言ってくれた。

式当日は、賑やかで
温かな、楽しい式になった。

アル達は、日本の式にびっくりしたり
咲空の白無垢を絶賛し
ドレス姿には、言葉がなかった。

その度に、羚が威嚇するから
みんな大笑いをしていた。
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