芸能人の彼と普通の女子高生。






「色々慣れてないし、......奏大さんからみたらやっぱり私は子供ですか?」





どれだけ幼く見えてるんだろうって思う。






それでもね。






「私は、好きな人がいるって言ったんです。私が本当に好きなのは....」






本当に好きなのは、






奏大さん。




あなたです。






私のこと、どう見えてますか?






未だに眠っている奏大さんの顔をジッと見つめる。






それなのに、





「.....本当に好きなのは、誰?」





「....え?」






寝ているはずの奏大さんが急に喋りだした。





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