芸能人の彼と普通の女子高生。





その後は両親からもプレゼントを貰い、お風呂にも入り、自分の部屋へと戻る。






時刻はまだ9時過ぎ。






奏大さんが来てくれるまで時間はまだあるのに、今から凄くドキドキしてる。







それにしても、冷静になって考えてみるとちょっとハードルが高過ぎだよね。





初めて好きになった人が奏大さんみたいな人だなんて。




もうちょっとやさしいところから、最初はまず楽しむ余裕があるくらいのところから恋愛に慣れていきたかった。






今日見た映画、確かに奏大さん凄くかっこよかった。






他の女優さんや俳優さんにも負けない存在感を放っていた。





奏大さんの目から見たら私はどう見えてるのかな。






大勢いる知り合いのうちの一人とか、





ただお店にいた女の子って感じかな?





きっと奏大さんのいる世界はキラキラ輝いているから、私はとても地味に見えてるいるだろう。





それは仕方ない。






埋まらない差があるのもうどうしようもないから、私は私でいるしかない。







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