セーラー服と恋模様。
はじめてのキス。
私、皆瀬里華にとって、小学校の図書室は、ずっと忘れられない場所。
ある冬の日の昼休み、
その日はとても冷え込んで、当番だとストーブにあたれるからラッキー。
なんて思いながら、図書委員の当番だった私はカウンターの中に座ってた。
暖房はついているのに、先生がいない。
そして、同じ委員の男子もいない。
暖かい部屋でぽーっと天井を眺めていたら、ガラガラとドアが開いた音が聞こえた。
「セリカ、何で一人で行くんだよ!声掛けろよなー?」
でたでたー。
いい意味でも悪い意味でも、クラスのムードメーカー。
お調子者の百崎凛太。
こういうガサツなタイプは昔から苦手だ。
ちなみに、セリカはこの凛太がつけたあだ名で、凛太しか呼んでないっていう。
ある冬の日の昼休み、
その日はとても冷え込んで、当番だとストーブにあたれるからラッキー。
なんて思いながら、図書委員の当番だった私はカウンターの中に座ってた。
暖房はついているのに、先生がいない。
そして、同じ委員の男子もいない。
暖かい部屋でぽーっと天井を眺めていたら、ガラガラとドアが開いた音が聞こえた。
「セリカ、何で一人で行くんだよ!声掛けろよなー?」
でたでたー。
いい意味でも悪い意味でも、クラスのムードメーカー。
お調子者の百崎凛太。
こういうガサツなタイプは昔から苦手だ。
ちなみに、セリカはこの凛太がつけたあだ名で、凛太しか呼んでないっていう。
< 1 / 36 >