セーラー服と恋模様。
え?え?
何が起こったのかわからなくて凛太を見ると、凛太は自分の口を手の甲で押さえていた。
耳まで赤くて、今まで見たことのない凛太の顔。
今……キス……した?
凛太と?
――その時。
ガラっと図書室のドアが開き、びくっと驚くと、凛太の手が離れた。
司書の先生が何かノートを持って、足早につかつかと入ってくる。
「あらっ、早いのねー!」
はや、早いって何が……っ。
「ちょっと職員室まで資料取りに行ってたのー。
じゃあ、さっそく6年1組チームにお仕事してもらおうかな」
早いって、時間のことか。てっきりキスのことかと思ったよ…。
今の、先生に見られてないよね。
心臓の鼓動が苦しいくらい速い。
何が起こったのかわからなくて凛太を見ると、凛太は自分の口を手の甲で押さえていた。
耳まで赤くて、今まで見たことのない凛太の顔。
今……キス……した?
凛太と?
――その時。
ガラっと図書室のドアが開き、びくっと驚くと、凛太の手が離れた。
司書の先生が何かノートを持って、足早につかつかと入ってくる。
「あらっ、早いのねー!」
はや、早いって何が……っ。
「ちょっと職員室まで資料取りに行ってたのー。
じゃあ、さっそく6年1組チームにお仕事してもらおうかな」
早いって、時間のことか。てっきりキスのことかと思ったよ…。
今の、先生に見られてないよね。
心臓の鼓動が苦しいくらい速い。