セーラー服と恋模様。
「委員になった人たちは、さっそく明日委員会だからな。さぼるなよ」

と、先生…。

凛太とは、ももさきとみなせで、出席番号が前後。なので、凛太は私の後ろの席。

ちら・・・と見てみると、頬杖をついたまま、凛太が私の椅子の下をドンっと蹴ってきた。

「ちょっとぉ!やめてよ!」

「変わんねーな。皆瀬さん」

「りん…………百崎君こそ……」
 
なんか、恥ずかしいのに、ちょっとだけ嬉しいのは何だろ。

凛太ににやっと笑われて、…今、私顔赤くなってないかな。

全然好きじゃないのに、なんでドキっとするんだろう。

……凛太なのに。
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