溺愛王子様のつくり方
この気持ちは
「鈴野、放課後時間あるか?」
昼休み。
田代先生に声をかけられる。
「大丈夫ですけど、どうかしました?」
「おう、明日使う資料を「わかりました」
「お早い返事でありがたいです」
持っていた教科書であたしの、頭をポンッと叩く。
生徒会の顧問であり、うちのクラスの担任でもある田代先生。
資料まとめを頼まれるなんていつものこと。
生徒会でも一緒でよく関わるあたしに頼みやすいのだろう。
〝田代先生に資料まとめ頼まれたから、生徒会室行かないと思う〟
燿くんにそうLINEを入れておく。
〝田代ちゃんの準備室?〟
〝そうだよ〟
いつもなら、こんなことも聞かれないのに不思議に思いながら返事をする。
〝俺も行くわ〟
〝え?どういう風の吹き回し?〟
田代先生の手伝いなんて、一緒にきたことないのに。
急にこんなことを言い出す燿くんが不思議で仕方なかった。
昼休み。
田代先生に声をかけられる。
「大丈夫ですけど、どうかしました?」
「おう、明日使う資料を「わかりました」
「お早い返事でありがたいです」
持っていた教科書であたしの、頭をポンッと叩く。
生徒会の顧問であり、うちのクラスの担任でもある田代先生。
資料まとめを頼まれるなんていつものこと。
生徒会でも一緒でよく関わるあたしに頼みやすいのだろう。
〝田代先生に資料まとめ頼まれたから、生徒会室行かないと思う〟
燿くんにそうLINEを入れておく。
〝田代ちゃんの準備室?〟
〝そうだよ〟
いつもなら、こんなことも聞かれないのに不思議に思いながら返事をする。
〝俺も行くわ〟
〝え?どういう風の吹き回し?〟
田代先生の手伝いなんて、一緒にきたことないのに。
急にこんなことを言い出す燿くんが不思議で仕方なかった。