【番外編】 俺様ヤンキーと秘密の隠し事。
〈校庭〉

?「やっとおでましか、龍鬼さんよ?」

優「うるさいですね、少しは静かに出来ないんですか?」

?「あぁん?やんのか?」

優「うるさいと言っただけでそれですか、まあいいでしょう。やりますよ?」

〈10分後〉

?「ぐへっ……」

優「弱いですね。私1人で余裕ですね」

?「てめぇ……」

『お前、名はなんという?お前が総長なんだろ?』

?「そ、そうだが」

『名は?』

?「通り名は、悪斗」

『悪斗か、今から悪鬼は解散だ、そう誓え』

悪「な、なんだと?お前みたいな無名のやつに…」

『俺は蝶鬼だ』

悪「蝶鬼って、世界No.Iの雷蝶の総長の」

『そうだ、よく知ってんなぁ、俺も有名になったもんだ』

悪「くそ…………」

『さあ、言え』

悪「くっ……悪鬼は、今日で解散だ」

『2度と俺らの領地に踏み入るな。その時は、生きていられる保証はねぇぞ?』

悪「ひぃぃ!すみませんでした!」

悪鬼は、仲間を連れて逃げていった。

『弱いヤツほど吠えたがる…俺は今日は帰る。担任に伝えといてくれ。あと、クラスの対応も頼む』

優「わかりました」
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