【番外編】 俺様ヤンキーと秘密の隠し事。
〈古びた倉庫前〉

ここがやつらのアジトか。

建物自体が古びていて使ってるかわからないから警察の目を誤魔化せるって魂胆か。
やるね。
だが、私の目はそうはいかない。
族からくる情報は、時に警察の情報をも超える。

信憑性は警察より上だと私は思うときがある。

さて、始末しにいきますかね。

処理開始だ。

ーガラッー

?「あん?誰だ?てめぇ」

風「あー、通りすがりの一般人です←」

?「通りすがりの一般人がのこのことんなとこ入ってくるかよ。てめぇ、ただもんじゃねぇだろ?どこのもんだ?」

風「通りすがり作戦失敗かー、しょうがねぇな、俺は焔だ」

?「ほ、焔、だと!?」

風「へぇ、知ってんのか、なら、話は早いな。人質を返してもらおうか?」

?「くっ、てめぇら、ヤレ!」

風「聞く耳持たず、か!さっさと始末したかったんだけど、そちらさんがそうなら、ま、しょうがねぇな、相手してやるから来いよ」

相手は案の定、拳銃やナイフを持っていた。

私の奥後ろには、人質の女性方がいる。

無闇に避けれないな。

ナイフ5人に拳銃2人か。
これなら……

シュッバゴッドカッ

(↑拳銃、ナイフを取りその手を足蹴りし飛ばされた音)

はい、1人、2人!

ドカッ、バゴッ

はい、3人4人!

風「お前で最後だけど?」

あとは拳銃持った男1人。

その手は震えていた。

初めて握ったのだろう。残酷なことをする。

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