【番外編】 俺様ヤンキーと秘密の隠し事。
〈璃杏side〉

こんな素敵なホテルのワンフロア貸切にしてくれて、すごい嬉しい。

ワンフロア貸切ってのは、初めてのことだから、テンションやばい!

今はお風呂上がって、まったりしてる。

まぁまだ7時だから、夜ご飯は少し早いしね。
いつも9時くらいに食べてるからねー。

燎「今日は、楽しめたか?」

『うん、ありがとう!すごく楽しかった』

燎「それは、よかった」

【ぎゅっ】

燎夜が急に甘えてきた。
なんか、可愛いんだけど?

燎「しばらくこのままいさせて、総長やってるとさ、毎日気を張るから疲れるんだ。璃杏もわかると思うけど」

確かに総長は疲れる。

とくに、NO.1だとなおのこと。

毎日周りから狙われる。
毎日気が気じゃない。

いつ仲間がやられるか、そんな気持ちを背負って総長をしている。

どの族の総長も一緒だ。

上へ上がるために、みんな必死だから、上を常に狙っている。

それが族の世界。



なんか、可愛いんだけど?
今日の燎夜。
ずっとぎゅっとしてるし。
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