【番外編】 俺様ヤンキーと秘密の隠し事。
〈午後〉

みんなは、着替えるために、空き教室にいる。
(茉莉ちゃんに用意してもらった)

燎【ちーーん】

優「燎夜、完全に逝ってますね」

流「優、燎夜まだ一応生きてる」

憐「璃杏近づけたら戻るんじゃない?」

優「あ、そうですね」

『え?私?』

優「はい、早く屍を」

『あ、はい』

〈燎夜に近づく〉

〈ムクっ〉

優「ほらね」

流「単純」

『りょ、燎夜?』

〈ぎゅー〉

燎「疲れた、女うぜー、璃杏以外やだ」

『(なんか、可愛い)』

〈数分後〉

【燎夜復活】

さっそく、模擬店を回るのでした。


〈燎夜side〉

いま、璃杏の手には……
チョコバナナ、綿菓子、たこ焼き、クレープ、かき氷、お好み焼きが持たれてる。

食いすぎか?
数分前のこと、みんなで模擬店を回っていたら。

あ、今井くん、よかったらこれ食べて?
試作品だけど!

とか

今井くん、これあげるー!

とか

今井くん、はいどーぞ!

とか

今井くんこれ、美味いから是非とも食べて!

とか………

ファンか?ってくらい、持ってきやがる。

俺の璃杏に!

『みんな、優しいなー!』

気づけ!
お前は狙われてるぞ!

1人葛藤している燎夜でした。
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