佐野くんっ…!!



「うぁ〜、食った食った!」


「美味しかったね〜」


「三倉の残飯、俺が処理したんだからな?」


「…う"、ごめんなさい…」



健人くんが席を立ってから数十分ほど経ってから部屋に移動になった。





部屋班もこのメンバーだよね…?
ていうか!
男4人と一緒に寝るって…
かなり怖い…!!!





恐怖と不安のせいで動悸が早くなる。

私がギュッと胸元を押さえているのに気がついたのか、三井くんがそっと寄ってきてくれた。



「……大丈夫。あの2人がなんかしようとしたら、俺達が守るから」


「…っ!!」



俺達ーーー
三井くんと健人くんのことだろう。



「…ありがとう」


「いえいえ」



素直に嬉しかった。



< 114 / 117 >

この作品をシェア

pagetop