放課後は君と2人で



そんな時…
あたしたちの目の前に美味しそうな『フルーツタルト』が運ばれてきた。



「誰か注文した?」


「あっあたしだ。
藤が2人の分も頼んでくれたから食べて!」



美味しそう。
イチゴにメロン、桃…
沢山のフルーツが盛られている『フルーツタルト』


あたしはまだ残っているオムライスを急いで食べてフルーツタルトに手をつけた。

一口食べてみると…


「ん、美味しい…」


「でしょー♪
フルーツが沢山あってあたし好きなの」



ケーキから落ちてしまいそうな位沢山盛られているフルーツたち。

どれから食べていいかわからない。



「平本先生ってどこに住んでいるんですか?」


突然隣のテーブルに座っている平本先生に話しかけた梓。

その質問に丁寧答える平本先生にあたしと如月さんは笑いを堪えるのに必死だった。


蒼衣先輩は慣れているのか気にしていないようだ。


慣れって怖い…



< 84 / 230 >

この作品をシェア

pagetop