エリート外科医と過保護な蜜月ライフ
「せ、先生……。こんな場所で……」
「黙って」
先生は、私の言葉を塞ぐかのように、濃厚なキスを交わしてくる。舌を絡めて、強く抱きしめてきた。
「んん……。先生……」
いくらひとけのない場所といっても、ここは非常階段。誰も来ないとは限らないのに。
呼吸が乱れるほどのキスをされ、私の唇は濡れていく。
「きみが、話さないからだろう? 隆斗から、なにを言われた?」
唇を少し離した先生は、私にもう一度それを聞く。動けば唇が当たりそうなくらいに近くて、ドキドキが止まらない──。
「いろいろです……。先生と隆斗先輩は、あまり仲がよくないんですか?」
そう言うと、先生はさらにキスをしてきた。今度は、首筋を吸うようにキスをする……。思わず声が漏れそうになり、両手で口を覆った。
「先生ってば……。やめてください」
ここまで大胆なことをされるとは、思っていなかった。
「久美が、曖昧に答えるからだ。俺が、嫉妬しないとでも思ったか?」
「え……?」
先生は私の両頬を包み込むように触れ、見つめている。
「隆斗と二人きりになられて、面白いわけないだろう」
そう言った先生は、また唇を塞いだ。先生が、こんなにヤキモチを妬くなんて、とても意外。
でも、嬉しいかもしれない……。
「黙って」
先生は、私の言葉を塞ぐかのように、濃厚なキスを交わしてくる。舌を絡めて、強く抱きしめてきた。
「んん……。先生……」
いくらひとけのない場所といっても、ここは非常階段。誰も来ないとは限らないのに。
呼吸が乱れるほどのキスをされ、私の唇は濡れていく。
「きみが、話さないからだろう? 隆斗から、なにを言われた?」
唇を少し離した先生は、私にもう一度それを聞く。動けば唇が当たりそうなくらいに近くて、ドキドキが止まらない──。
「いろいろです……。先生と隆斗先輩は、あまり仲がよくないんですか?」
そう言うと、先生はさらにキスをしてきた。今度は、首筋を吸うようにキスをする……。思わず声が漏れそうになり、両手で口を覆った。
「先生ってば……。やめてください」
ここまで大胆なことをされるとは、思っていなかった。
「久美が、曖昧に答えるからだ。俺が、嫉妬しないとでも思ったか?」
「え……?」
先生は私の両頬を包み込むように触れ、見つめている。
「隆斗と二人きりになられて、面白いわけないだろう」
そう言った先生は、また唇を塞いだ。先生が、こんなにヤキモチを妬くなんて、とても意外。
でも、嬉しいかもしれない……。