エリート外科医と過保護な蜜月ライフ
私はこの先、彼を知れば知るほど、心を惹かれていくのが確信できるから。時間の長さだけが大事じゃないと、胸を張って言える。

「ん……。先生……」

彼の愛撫に応えていると、少し乱れた息遣いで囁かれた。

「いつまで、“先生”なのかな? そろそろ、名前で呼んでほしい」

首筋にキスが移り、私は照れくさいながらも口にした。

「柊也さん……」

「よくできました。久美、愛してるよ。きみを、絶対に離しはしない」

微笑みながら見下ろす柊也さんに、私も微笑んだ。

「私も愛しています……。絶対に、離れませんから……」

お互いの唇が重なり、想いを確かめ合う。言葉だけでは足りなくて、素肌の温もりを求め合いながら、溢れる気持ちを感じていた。

きっとこれからも、二人で支え合えると信じている。彼に導かれながら、絶え間ない愛を貰って、そして私も与えて……。

いつまでも愛し合っていけると、信じている──。

END
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