好き勝手短編集
「兄様、私は兄様がいれば幸せです。
鎖をつなぐ前に一緒にお風呂に入りましょ?
それで兄様の嫌いな臭いを洗い流してください。
それからこれ誕生日プレゼントです!
これは足につけておいてくださいね?」

兄様はその輪っかを不思議に見ながらも
足首に付けてくれた。

私があげたそれは、アンクレット。

私が兄さんにつける足かせ…

私の所有物であると示すもの………
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