本当の恋を知る瞬間
泣き腫らした目を見られたくなくて、背中を向けながら話す。



はるくんは、優しいな。



はるくんも泣きそうな目をして私を見ていたことに私は気づいていなかった



「帰ろっか。」



「はい。あ、家まで送りますよ!」



「え?いいの?」



「はい!」



1人で帰ろうとしていた私



今は誰かと一緒にいたかったからはるくんの言葉に甘えることにした。


私本当にどーしたんだろう。
こんなに、誰かに頼る事なんて、なかったのに。はるくん…だけなんだよね。



この時はまだ気づかなかった
運命の歯車が回り始めていた事に
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