常に上手な上司の攻略法
隣の席を見ると、須坂部長につぶされた葉山主任…。




いつも以上に酔っているらしく、うつ伏せになった状態。




「葉山主任!帰りますよー!!」



と声をかけると、



立ち上がろうとするが、かなり足下がフラフラしていて立てないらしい。



そんな葉山主任を置いて帰る訳にもいかず、



仕方なくお会計を済ませ、家まで送っていくことに。



私の肩を持ってもらい、なんとかタクシーに乗せる。




もはや密着していることに興奮する余裕もないくらい、大変な仕事だ…



いくらスラッとしているとは言え、背が高いからそれなりに重いのだ…



そのまま私も葉山主任の隣に座り、行き先を言うように促す。




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