常に上手な上司の攻略法


「思ってたよりすごい所に来ちゃったね…」


と、塩海くんは苦笑いしている。



同じように私も苦笑いで返す。




そして、配属先である゛関東製造センター”の近くまで行くというバスに二人で乗り込む。



私たち以外にお客さんは、年配の女性一人だけ。



荷物も多かったので、塩海くんとは通路を挟んで座る。
< 9 / 147 >

この作品をシェア

pagetop