僕の温度 (詩集)
小さな掌
その 小さな掌で
いったい 何が出来るだろう

その小さな掌で
いったい 何を掴めるだろう

その 小さな掌で
いったい 何が描けるだろう

振り返れば
何処までも続く 足跡
幾度の季節を くぐり抜け
僕は 今に続いていた

だから そう

この 小さな掌を 空に翳して
触れる何かを 探せばいい
僕のペースで 探せばいい
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