僕の温度 (詩集)
メガネ
赤いメガネを掛け
自分を偽ってみせた

なのに…

ガラスを一枚隔てて
見上げた空は泣いた


僕は

鏡に映る 自分にさえ
全てを塞ぎ込んだ…


だって

嫌われてしまう事が
何よりも 怖かったから
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