初恋~ある女の恋愛物語~
キスが激しくなり
大介の手が私の
服を脱がそうとしている

拒む事はなかった

むしろ、期待していた

大介の部屋に1人で
来た時点で、少しは
期待していた事だった
のかもしれない

私はこうなる事を
待っていたかもしれない

激しくなる息遣いと共に乱れていく体

何かあってはマズいと
声を押し殺した

大介の行動から
大介が初めてじゃないとわかった

素直に受け入れた私を
大介はどう思っただろう

私が初めてじゃない事は簡単にわかったはずだ

その時は、何も考えず
ただ抱かれる喜びに
酔いしれた

大介と結ばれている幸せ

夢のようだった

何度もキスをして
指を絡め合った
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