初恋～ある女の恋愛物語～

それよりなら、この形を続けている方が
私にとってはすごく
楽な方法なんだ

必要とされる優越感

いざとなったら
会わなければいい

それほど簡単な事

正ちゃんの事は
嫌いじゃない

嫌いだったら
抱かれてない

正ちゃんは私の事好き？

嫌いだったら
私を抱かないよね？

嫌いだったら
私を求めてないよね？

私のいいように
理解してもいいよね？

私と会えなくて
寂しかったと言った
正ちゃん

その気持ちは本物？

きっと私と彼女以外の
女も抱いたんだよね

それでも都合いい女の
後釜は居なかった
ってところなんだ

もしそうだとしたら…

正ちゃんが私を
どれくらい思って
くれているのか

正ちゃんの心の中は
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