初恋~ある女の恋愛物語~
大介が優しく私を抱く

ドキドキし過ぎて
大介が私に少しでも
触れるだけで、体が
過剰な反応をする

こんなにも敏感な
体だったのか

自分でも不思議なくらい

私の体は火照って
果ててもまだ大介を
求めていた

大介の体温を唇から
感じていた

素直に大介に身を任せた

大介に抱かれた体は
その温もりに包まれて
幸せな体になっていた

男に抱かれて、幸せだと思えるなんて
しばらくぶりだ

大介に前に抱かれて
以来の気持ちに包まれた

下着を着けて
Tシャツを着た

私はその格好のまま
タバコに火をつけた

『辞めなよ』

また言ってる

言っても無駄だよ、大介
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