初恋~ある女の恋愛物語~
☆★36★☆
近付いてくる浩太さんの唇を私は拒まなかった
重なる唇が震えていた
もっと早くこうなる
べきだったと思うほど
長い長いキスをした
私はこの暖かさを
待っていた
そう言い聞かせた
浩太さんの胸に
飛び込むのが、少し
遅れていただけだった
もっと早く唇を
重ねておけば良かった
長いキスの後
浩太さんは照れたように微笑んだ
この先浩太さんを
傷付けるだろうと
何度も考えた
それでも私には
浩太さんが必要だと
思えた
私がここから抜け出す
為には、浩太さんが
必要なんだと思う
きっとそうなんだ…
私の目の前に現れた
救世主なんだ
私はそれを手放しては
いけないんだ
重なる唇が震えていた
もっと早くこうなる
べきだったと思うほど
長い長いキスをした
私はこの暖かさを
待っていた
そう言い聞かせた
浩太さんの胸に
飛び込むのが、少し
遅れていただけだった
もっと早く唇を
重ねておけば良かった
長いキスの後
浩太さんは照れたように微笑んだ
この先浩太さんを
傷付けるだろうと
何度も考えた
それでも私には
浩太さんが必要だと
思えた
私がここから抜け出す
為には、浩太さんが
必要なんだと思う
きっとそうなんだ…
私の目の前に現れた
救世主なんだ
私はそれを手放しては
いけないんだ