初恋~ある女の恋愛物語~
正夢なんて信じない

そう思っていた

この時までは…

夢の中で離れていく
浩太さんの龍の背中を
必死で追いかけた

それでもどんどん
離れていく

ハッと目を覚ました









隣に眠るはずの
浩太さんの姿が
消えていた

シャワー?

トイレ?

どこを探しても
見つけられない

荷物もないし
靴もない

本当にいなくなった

夢のように消えていた
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