初恋~ある女の恋愛物語~
どれだけの時間
愛し合っていただろう

私の上に跨る馨さんを
見た私の目からは
涙が零れ落ちた

愛し合っている時は
泣きたくなかったのに

それでも涙は
止まらなかった

馨さんは私の涙に
キスをした

そして終わりを
告げるように
一緒に果てた
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