初恋~ある女の恋愛物語~
私の話を大介は
嫌がらずに聞いていた

何度もお酒を注ぎ合った

何度もタバコに
火をつけた

ずいぶんと酔っ払った
私と大介は寄り添って
一つの布団で眠った

お酒のおかげで
ぐっすり眠った私は
夢を見る事もなかった

ただ、夜中にトイレに
起きた時に、私に
寄り添う大介を
起こさないように
気遣った
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