初恋~ある女の恋愛物語~
馨さんの死から
何日経っても
馨さんは夢にさえ
出てきてはくれなかった
ただ微笑みを
見せてくれるだけで
私は満足するのに
私が早く馨さんを
忘れるようになのか
それなら夢に出てきて
くれた方が私は
ちゃんと前を見て
進んでいけるのに
いつまでも
振り返ってしまう
いつまでも
追いかけてしまう
いつまでも
求めてしまう
そんな私に大介は
無理やり忘れようと
しちゃダメだと言った
忘れてほしくないから
夢に出てこないんだと
大介は言った
そうなの?
私はどっちにしろ
前には進めない
のだろうか
どこが私の幸せなの?
大介は私を求める
仕草さえ見せなかった
大介もタイミングを
逃していたのかな
お互いに不器用な
ままだった
傍に居るのに
いつまでも進めないまま
何日経っても
馨さんは夢にさえ
出てきてはくれなかった
ただ微笑みを
見せてくれるだけで
私は満足するのに
私が早く馨さんを
忘れるようになのか
それなら夢に出てきて
くれた方が私は
ちゃんと前を見て
進んでいけるのに
いつまでも
振り返ってしまう
いつまでも
追いかけてしまう
いつまでも
求めてしまう
そんな私に大介は
無理やり忘れようと
しちゃダメだと言った
忘れてほしくないから
夢に出てこないんだと
大介は言った
そうなの?
私はどっちにしろ
前には進めない
のだろうか
どこが私の幸せなの?
大介は私を求める
仕草さえ見せなかった
大介もタイミングを
逃していたのかな
お互いに不器用な
ままだった
傍に居るのに
いつまでも進めないまま