初恋~ある女の恋愛物語~
色んな恋愛をしてきた

騙されても好きを貫いた

自分に正直に生きた

どんなに辛くても
好きの感情には
勝てなかった

色んな人を傷付けた

自分の傷も大きかった

私は傷付きすぎていた

逃げるように恋愛をして愛を求め続けた

求めるほど、うまくは
いかないものだった

それが恋愛

ようやくわかった

私の哀れな姿を大介は
見守ってくれていた

申し訳なさと、愚かさ

それでも私を
求めてくれる人が
待っていてくれた

私がたどり着くゴールで私を待っていた

遠回りし過ぎる私を
飽きもせず
待っていてくれた

上り坂も、下り坂も
私には平坦な道では
なかった

いつになったら
私はここへ馴染めるのか
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