一生片想い ーそれでも私はあなたを想い続けますー




「じゃあ、最後に俺の、今首にかけてるタオル、みんなにプレゼントしようかな…!」



まじかっ!それはもらわないと!



私は一生懸命飛び跳ねて、「シンジくん!!」と叫んだ。



すると、まさかの、こっちにタオルが飛んできた。



やった!タオルが貰えるっ!



私は思いっきり手を伸ばした。



すると。



ドンっ



後ろの人達がタオルを取ろうと前に押し出したせいで、私が前のめりになる。



視界が揺れ、地面が見えた。

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