キミはずっと、かけがえない人
「今すぐ子供は欲しいけど、仕事のこともあるし。きちんと計画立てて作ろう」
そう言うってことは、今はちゃんと着けてるんだ。
いつの間に?
だいたい、いつの間に裸になって……。
「あっん、待って……いっ、やぁ……ああっ」
彼のいいようにされて、あっいう間にのぼりつめる。
息も切れきれだっていうのに、彼はなおも動く。
「やっ、イったばっかだって」
「無理。俺がまだだし、今日は離すつもりないから」
「……えっ?」
少しひきつった顔で彼を見ると、にっこり笑っている。
それを最後に見た覚えしかなかった。
その後、彼が満足するまで続き、言葉通り離してはくれなかった。