極上社長とのスイーツレシピ。
力が抜けてしまい、また座り込んでしまった。
「おい、大丈夫か!?比崎」
「だ、大丈夫です……」
心臓が持ちませんけど……。
するとオーブンの入っていたスポンジが
焼き上がる音がした。
あ、出来た!?
社長がオーブンを開けてスポンジを
取り出してくれた。
甘くていい匂いが広がってくる。
スポンジもふわふわでこんがりと
きつね色になっていた。
「すごーい。スポンジが上手く焼けたわ!?」
これが私と社長の2人で
作ったのだから凄い……。
「比崎。感動ばかりしていないで
盛りつけを始めるぞ!」
「あ、はい。」
私は、慌てて返事をした。
そして最後の盛りつけをすることになった。