極上社長とのスイーツレシピ。
すると社長が
「ほら。次は、お前の番だ」
そう言って私に混ぜるように指示を出してきた。
えっ?私……。
「あ、あの……私は、いいです。
社長がどうぞ」
「アホ。それだと共同でやる意味がないだろ!?
ほら。不安なら手伝ってやるから」
社長、そう言うと私の腕を引っ張り
また昨日と同じようにしてきた。
ピタリと背中からくっ付けられ
私の心臓が凄い速度で高鳴っていた。
こんな風にされたら
諦めるのも諦めれなくなってしまう。
恋愛する気はないのに
この無意識にやる行動は……やめて。
「よし。こんなもんか?
次は、生クリームを」
社長は、気にすることなく生クリームを
大さじ1杯。ボウルに加えた。