彼と愛のレベル上げ
意識はちゃんとしてるし、楽しいし。
なにより望亜奈さんとお酒の飲みながら話せるのは嬉しい。
久しぶりのガールズトークだなんて思ってるのに望亜奈さんは私を酔っ払い扱い。
「あーはいはい、酔っ払いは自分の事酔ってないって言うもんよ」
「まだ飲めますってばっ、ね?」
「わかったけど、ちょっとだけお水飲んで?」
望亜奈さんに言われたようにしぶしぶ水のグラスに手を伸ばす。
「そういえば、送別会の時もこうやって桃ちゃんにお水飲ませてたっけ」
「……忘れて下さい。私、お酒飲むと失敗ばかりしちゃうんですよね」
あの時も飲み過ぎて、ちょっと歩くのも危ないぐらいでジュンさんはゆっくり歩いて事務所まで連れ帰ってくれたんだった。
そして私の車で……あぁなんだろ、今日はジュンさんの事ばかり思い出す。
「ふふふ、また主任の事考えてたでしょ?」
「え、」
「誤魔化してもすぐわかるんだから、桃ちゃんが主任のこと考えてる時の顔ったら……」
「……変な顔してるんですかっ?」
望亜奈さんにしがみついて聞くけど笑うばかりで答えてくれない。
だってジュンさんの事ふとした時に思い出してるから普段から変な顔してたかと思うと……
「大丈夫。変じゃないわよ?さっき鈴木さんが言ってたたまに色気のあるとか何とかの顔よ」
「へ?」
「まぁ本人気付いてないみたいだからあれだけど、あんまり他の男の人の前でそんな顔してると主任に心配されちゃうわよ?」
「え?あ、はい?」
「ま、きっとそれがわかってその指輪、そこにしたと思うけどね?主任は」
左手にはめてくれた意味。
あの時、ジュンさん何か言ってくれたような気がしたけど嬉しすぎて覚えてない。
何で私って舞い上がってそういう大事な事聞いてないんだろう……
その時、テーブルの上の携帯がバイブ音を鳴らしていた。
私のはカバンの中だから、たぶん望亜奈さんの。
携帯を取り、すぐに確認するとメールだったのかすぐに返信しはじめた。
彼からのメールかな?
そんな望亜奈さんの姿を見ながら、さっき言われたとおりに水を飲んでいた。
「ん。ごめん。メールだった」
「いえ、彼からですか?仲良しですね」
「さてと、そろそろ帰る準備するわよ?桃ちゃん」
なにより望亜奈さんとお酒の飲みながら話せるのは嬉しい。
久しぶりのガールズトークだなんて思ってるのに望亜奈さんは私を酔っ払い扱い。
「あーはいはい、酔っ払いは自分の事酔ってないって言うもんよ」
「まだ飲めますってばっ、ね?」
「わかったけど、ちょっとだけお水飲んで?」
望亜奈さんに言われたようにしぶしぶ水のグラスに手を伸ばす。
「そういえば、送別会の時もこうやって桃ちゃんにお水飲ませてたっけ」
「……忘れて下さい。私、お酒飲むと失敗ばかりしちゃうんですよね」
あの時も飲み過ぎて、ちょっと歩くのも危ないぐらいでジュンさんはゆっくり歩いて事務所まで連れ帰ってくれたんだった。
そして私の車で……あぁなんだろ、今日はジュンさんの事ばかり思い出す。
「ふふふ、また主任の事考えてたでしょ?」
「え、」
「誤魔化してもすぐわかるんだから、桃ちゃんが主任のこと考えてる時の顔ったら……」
「……変な顔してるんですかっ?」
望亜奈さんにしがみついて聞くけど笑うばかりで答えてくれない。
だってジュンさんの事ふとした時に思い出してるから普段から変な顔してたかと思うと……
「大丈夫。変じゃないわよ?さっき鈴木さんが言ってたたまに色気のあるとか何とかの顔よ」
「へ?」
「まぁ本人気付いてないみたいだからあれだけど、あんまり他の男の人の前でそんな顔してると主任に心配されちゃうわよ?」
「え?あ、はい?」
「ま、きっとそれがわかってその指輪、そこにしたと思うけどね?主任は」
左手にはめてくれた意味。
あの時、ジュンさん何か言ってくれたような気がしたけど嬉しすぎて覚えてない。
何で私って舞い上がってそういう大事な事聞いてないんだろう……
その時、テーブルの上の携帯がバイブ音を鳴らしていた。
私のはカバンの中だから、たぶん望亜奈さんの。
携帯を取り、すぐに確認するとメールだったのかすぐに返信しはじめた。
彼からのメールかな?
そんな望亜奈さんの姿を見ながら、さっき言われたとおりに水を飲んでいた。
「ん。ごめん。メールだった」
「いえ、彼からですか?仲良しですね」
「さてと、そろそろ帰る準備するわよ?桃ちゃん」