彼と愛のレベル上げ
お食事が終わってからお茶を飲みながらお婆様が、
「あぁそうだったわ、純哉。月に一、二度、桃華ちゃん借りるわね?」
「貸すだけですよければ」
ちょ、なんですか。その貸すだけならって。
大体主任のモノじゃないですし。
「桃華ちゃんのお母様の凛子さんとも意気投合しちゃってね。今メル友なの」
「富貴子さんはモモのお母さんと仲良くしておけば?」
主任はなんてこと言いだすのか。
お婆様がお母さんと仲良くしてくれるのはすごく嬉しいけれども。
「純哉は羨ましいんでしょう?私が一緒にいられるからって」
「そうですよ、この前もあんな画像送ってきて」
「あらー、だってとてもかわいらしいからつい、ねぇ?」
お婆様まで“つい”って言ってるし。
やっぱり血が繋がってるんだってこういうときにわかる。
「まぁ…あれはあれで保存したからいいけど、」
いや、保存したとかお婆様にまで報告しなくていいですから。
大体どんな画像だったのか見せてもらえてないんだし。
「あぁそうそう、桃華ちゃんが可愛いからってあんまりいじめちゃダメよ」
「は?!いじめてないし、むしろ可愛がってるけど?」
可愛がってる?ど、どのへんが?
「だから、純哉が真っ当に可愛がるはずがないから言ってるのよ」
「いや、きちんと可愛がってますよね?モモ?」
「え?あ、あの、は、はい?」
訝しげに見られたけど、いや可愛がられてると言えばそうなのかもしれないけど。
いじめられてると言えばそれもまた間違っていないような気もする。
「ほら」
「純哉が嫌になったらいつでも言ってね?もっといいお部屋用意するから」
「え?あの、いえ、ほんとに。大丈夫ですカラ」
ふふんって得意そうな顔をする主任。
なんかお婆さまと話をする主任ってちっちゃな男の子みたいで可愛い。
こういう主任をみられたのもあの家に引っ越ししたからこそ、なのかな。
そんな二人を見ながらお茶を飲み、主任はなんだかんだ言ってもお婆様の事大好きなんだろうなぁって思った。
「あぁそうだったわ、純哉。月に一、二度、桃華ちゃん借りるわね?」
「貸すだけですよければ」
ちょ、なんですか。その貸すだけならって。
大体主任のモノじゃないですし。
「桃華ちゃんのお母様の凛子さんとも意気投合しちゃってね。今メル友なの」
「富貴子さんはモモのお母さんと仲良くしておけば?」
主任はなんてこと言いだすのか。
お婆様がお母さんと仲良くしてくれるのはすごく嬉しいけれども。
「純哉は羨ましいんでしょう?私が一緒にいられるからって」
「そうですよ、この前もあんな画像送ってきて」
「あらー、だってとてもかわいらしいからつい、ねぇ?」
お婆様まで“つい”って言ってるし。
やっぱり血が繋がってるんだってこういうときにわかる。
「まぁ…あれはあれで保存したからいいけど、」
いや、保存したとかお婆様にまで報告しなくていいですから。
大体どんな画像だったのか見せてもらえてないんだし。
「あぁそうそう、桃華ちゃんが可愛いからってあんまりいじめちゃダメよ」
「は?!いじめてないし、むしろ可愛がってるけど?」
可愛がってる?ど、どのへんが?
「だから、純哉が真っ当に可愛がるはずがないから言ってるのよ」
「いや、きちんと可愛がってますよね?モモ?」
「え?あ、あの、は、はい?」
訝しげに見られたけど、いや可愛がられてると言えばそうなのかもしれないけど。
いじめられてると言えばそれもまた間違っていないような気もする。
「ほら」
「純哉が嫌になったらいつでも言ってね?もっといいお部屋用意するから」
「え?あの、いえ、ほんとに。大丈夫ですカラ」
ふふんって得意そうな顔をする主任。
なんかお婆さまと話をする主任ってちっちゃな男の子みたいで可愛い。
こういう主任をみられたのもあの家に引っ越ししたからこそ、なのかな。
そんな二人を見ながらお茶を飲み、主任はなんだかんだ言ってもお婆様の事大好きなんだろうなぁって思った。