もう少し早く先生に出会いたかった…
そして、妖精のまま最後の大会が近づいてきた。
大会までのカウントダウンボードを見ると
あと5日。
そして1ヶ月ほど前にわかったこと。
それは勝ち進んで大事な試合の日、メイが大学の面接とかぶっているということ。
最初メイはその大学を諦めようとしたがそれは誰もがさせなかった。大学は人生が決まるからだ。

その試合に勝てばその日の午後の試合は間に合う。だから、その日の午前の試合だけ私かとてもセンスのある一年生の子を入れると顧問から言われていた。

わたしは悔いの残らないよう頑張ることにした。でも心のどこかでは(どうせ一年生使うよたまごは…)と思う気持ちもあった。
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